流れ星になりたくて

そこら辺にいるオタク

推しの夢とわたしの夢

 

 

 

7月28日わたしのゆめの1つが叶った。

大好きでずっと応援していた推しのCDデビューが決まったのだ。

推しがデビューするということを知ったときわたしは実技試験の練習をするために学校にいた。デビューだ!!と叫びながら走り回りたい気持ち、嬉しくて泣きたい気持ちを必死に抑えて実技試験の自主練習に参加した。本来なら、自主練習に集中しなければいけないのだろうけどわたしの頭の中は推しがデビューという喜びと驚きでいっぱいで正直その時の記憶がほとんど残っていない。玉ねぎをみじん切りしてる時に目からこぼれた涙が玉ねぎを切った痛みによる涙なのか推しがデビューするという嬉しさからくる涙なのかわからなかった。

自主練習を無事に終え家に帰る時コンビニで普段は買わないちょっと高級なアイスを買った。夏休みのはじまりに乾杯、夢が叶ったおめでとうに乾杯のアイスだ。どこまでも広がる青空の下で夏の暑さにどんどんと溶けていくアイスを食べながらわたしは、大好きな推しと夢について考えた。アイドルを応援していると「何が楽しいの?」とか「お金の無駄」などと言われることがある。私はアイドルを好きでいて後悔したことはない。そりゃお金は泡のように消えていくし恋人もこのままではできないのではと危機感を覚えることもある。でも推しの夢が叶った時はわたしの夢が叶う時と同じくらい嬉しいし推しの夢が叶う瞬間をもっともっと見ていきたいと思うのだ。

私は推しを恋愛として好きなわけでは無い。人としてアイドルとして好きなのだ。推しがいたから出会えた場所、もの、人があってその中からまた宝物をみつけてどんどんと好きなものが増えていくのはちょっと大変だけれどその分幸せもたくさんだなぁとか考えていたらいつの間にかアイスを食べ終えていた。この時食べたアイスの味、感じたこと、考えたこと、2021年7月28日を私は大切な思い出としてずっと忘れないと思う。

ここまでずっと推しと言ってきた人のことを少しだけ紹介したいと思う。ジャニーズ事務所「なにわ男子」というグループに所属している「藤原丈一郎」さん、野球が好きでいつも周りのことを見て行動している素敵な人だ。推しのことだといくらでも語り続けてしまうのでここら辺にしておく。なにわ男子2021年11月12日にCDデビューします。もし良かったら頭の片隅にでも置いておいてください。

夏休みどこかに出かけたり青春っぽいことをすることは出来なかったけれど、たくさんのことを感じて考えて過ごすことが出来た。早く皆でどこかへ遊びに行ったり、普通にご飯をたべたり、学校に毎日行くことができる、そんな日常に戻りますように。